サイコネフロロジー
psycho nephrology
透析患者さんの多くは抑うつや不安、不眠症など多くのこころの問題を抱えています。
週3回の通院、針による穿刺の痛み、血圧低下や痒みによる気分不快、厳しい水分制限と食事制限、透析と仕事との両立、社会との関わりの減少など様々な原因をストレスとして抱えています。
透析患者さんの半数近くが何らかのこころの問題を抱えているとも言われており、透析医療に課題ともいえますが、身体的な不調と異なり、多くの施設では内面まで診れてないのが現状です。
当院では自施設での対応だけでなく近隣精神科・心療内科と連携し、身体の問題だけでなく、こころの問題に対しての積極的に治療に取り組んでいます。
当院のテーマである「家族」を軸に、患者さんが透析治療に対し苦痛や嫌な気持ちが少しでも減り、気持ちが楽になれるようこの問題に今後も取り組んでいきます。