診療をおこなっている主な疾患|足立区の人工透析、ファミリア透析クリニック北綾瀬駅前

 

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診療をおこなっている主な疾患

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高血圧症

高血圧は自覚がないことも多く放置されがちですが、進行すると狭心症や心不全等の心血管疾患や脳出血などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。ただし適切な管理と生活習慣の改善によって治療可能です。当院では患者さんの状態に合わせて、適切な薬物療法や運動・食事等の生活指導を行い、血圧を安定させることを目指しています。

成人における血圧地の分類

※引用:高血圧治療ガイドライン2019

生活習慣の修正項目

※引用:高血圧治療ガイドライン2019

脂質異常症

脂質異常症は、血液中の脂質(コレステロールやトリグリセリド)のバランスが乱れる状態を指します。例えば、正常な範囲を超えたコレステロール値(LDLコレステロール)やトリグリセリド値は、動脈硬化や心血管疾患のリスクを高める可能性があります。早期発見と適切な管理が重要です。当院では、脂質異常症の診断と治療に経験豊富な医師が携わっています。値や健康状態を詳しく評価し、目標数値に向けた食事療法や運動療法、必要に応じて薬物療法・栄養指導を提案しています。

動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022

※引用:動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022

糖尿病

糖尿病の治療目標は主に合併症の予防にあります。合併症は神経(糖尿病性神経障害)・眼(糖尿病性網膜症)・腎(糖尿病性腎症)が3大合併症とされ、その他に心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病性足壊疽が挙げられます。人工透析に至る腎不全の原因の第一位は2022年現在、糖尿病による腎障害です。糖尿病による腎不全は他疾患が原因の腎不全と比較し透析に至る確率が高いとされます。腎障害は長期間糖尿病を放置した結果起こるものであり、当院は適切な血糖管理を行うことにより合併症予防、特に腎障害の発症予防に力を入れています。
糖尿病は1型と2型に大別され、2型糖尿病は生活習慣の乱れ(肥満・過食・運動不足・ストレス等)が大きく関わっています。同疾患は膵臓からのインスリンの分泌低下や、インスリンの働きを減弱させる物質の増加によって、インスリン作用が低下することが原因とされています。

治療として食事療法、運動療法、薬物療法(内服・インスリン・インクレチン関連薬)があり、ライフスタイルが大きく影響する疾患のため、患者さんと相談しながら治療を進めていきます。
当院ではスマートフォンや専用の測定器にて24時間の血糖管理を可能にする持続血糖測定器(CGM)の使用や、管理栄養士による栄養指導も行っており、患者さんの生活をしっかりと支えていきます。1型糖尿病、インスリン導入後の方の管理や検診結果の異常値のご相談も対応しておりますので気軽にご相談ください。

下記に該当した場合は当院への受診を是非ご検討ください。

  • HbA1cが6.5% 以上
  • 血糖値が126mg/dl(早朝空腹時)または200mg/dl(空腹時を除いた時) 以上
  • 尿検査で糖の項目が陽性
  • 強い喉の渇き、急激な体重減少等の糖尿病を思わせる症状がある

血糖コントロール目標

※引用:糖尿病治療ガイド2022-2023

iGear Pro S

製品名:アイギアプロ
当院ではHbA1cの結果は測定当日に説明可能です。
専用の装置を用い、検査から僅か5分後には結果が判明します。

Free style リブレ

製品名:Free style リブレ
当院では対象患者さんにはスマートフォンを利用した血糖管理が可能です。
適応のある方以外でも販売購入可能です。

腎不全・血尿・蛋白尿

当院では維持透析だけでなく、透析導入を未然に防ぐため慢性腎不全の治療も行っております。腎臓の病気は初期症状に乏しく、自覚症状を感じないまま進行することがあり、いつの間にか腎不全に陥ってしまっていることも多々あります。適切な検査を行い、早期に異常を発見し、早期に治療を開始することができれば腎不全の発症や進行を抑えることができます。一方腎不全がある程度進行した方でも、適切な管理を行えば、進行を穏やかにすることができ、透析を回避することも不可能では有りません。腎臓専門医がきめ細やかに管理しますので是非お任せください。
また生活習慣病に因らない腎不全の原因となる慢性腎炎等の多くは、検診での尿潜血陽性、尿蛋白陽性から発覚します。特に尿潜血と蛋白が同時に陽性の場合はクリニックではなく専門科を有する病院にて入院精査を行う必要性があるケースも考えられます。当院は東京女子医科大学病院を始めとした精査可能な病院とも連携しておりますので、いきなり大病院にかかるのは不安と考える方はまずは当院にご相談ください。当院で検査を行い、必要と判断した際は当院から適切な医療機関にご紹介いたします。

下記に該当した場合は当院への受診を是非ご検討ください。

  • eGFR:60ml/min/1.73㎡ 以下
  • 血清Cre(クレアチニン):
    男性1.0ml/dl 女性 0.8mg/d 以上
  • 尿検査にて潜血または蛋白が陽性(特に同時陽性であれば是非ご相談ください)
  • 健康診断で腎臓の機能が悪いと言われた

かかりつけ医から腎臓専門医・専門医療機関への紹介基準

※引用:エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023

高尿酸血症・痛風

尿酸が高い方は尿路結石・痛風になることはよく知られていますが、腎不全の原因となることは一般的にあまり知られていません。高尿酸血症が続くと腎障害を引き起こし、結果、痛風腎による慢性腎不全、最終的には末期腎不全・透析に至る可能性があります。

尿酸は大きく分けると産生過剰型と排泄遅延型に分類されます。
前者は生活習慣が原因であり、プリン体(ビール・魚卵・干物等)の過剰摂取がよく言われています。後者は腎不全が原因である可能性があり、精査が必要となるケースも多々あります。高尿酸血症は腎機能を悪化させる一方、腎不全の早期発見にもつながる場合があるのです。

当院では食事指導を含めた生活習慣の是正指導、治療薬の選択と投与を行っております。痛風時にも対応いたします。尿路結石を合併している方は近隣医療機関と連携し、エコーやCTによる画像精査・治療を提案しております。

高尿酸血症・痛風