睡眠時無呼吸症候群外来
(いびき外来)
SAS
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
- いびきが大きいと家族に言われる
- 夜中に息苦しさで目が覚める
- 運転中や会議中などの寝てはいけない環境でも耐え難い眠気がある
- いくら眠っても熟睡感がない
- 朝に原因不明の高血圧を認める
日常よく見られるこの症状、実は病気である可能性があります。肥満や加齢等の原因により、睡眠中に空気の通り道である気道が閉塞されるとこのような症状が起こます。
睡眠時無呼吸症候群はこのような症状を来す病気であり、適切な治療が必要な対象です。この疾患に罹ると早朝の血圧上昇や心不全、脳梗塞等を二次的に引き起こすだけでなく、仕事のパフォーマンスへの支障や突然の眠気による交通事故の原因にもなり、日常生活に大きな影響を及ぼします。
当院では自宅に器具を配送し、自宅でできる検査を推奨しております。睡眠中に呼吸が止まっているかどうかを自宅で、入院不要で検査可能です。また検査で重症と診断された際には減量指導や睡眠時体位の指導、あるいはCPAP(Continuous Positive Airway Pressure: 経鼻的持続陽圧呼吸療法)の使用が必要となる場合もあります。仮にCPAP療法が必要となった際は保険診療で治療対応可能です。月1回受診していただき、ご自宅に設置してあるCPAP装置から当院に転送されるデータを元に最適な治療をご提供します。
症状に思い当たる方は当院にご相談ください。転居等の理由で通院先に困っている方もお気軽にご相談ください。以前のデータを元に治療継続いたします。
注意点
*保険適用を受けるため毎月の定期的な通院が必要です。
*通院間隔が3ヶ月を超えた際は超えた月分の診療費は自費となりますのでご注意ください。さらに超過した場合は治療装置の貸与を中止させていただく場合があります。
*睡眠時ポリグラフィーは一晩の入院が必要な検査につき、当院では対応しておりません。簡易検査にて診断がつかない場合は近隣医療機関にご紹介の場合もありますのでご容赦ください。
- CPAP装置
- 簡易検査装置