外来透析導入について
External dialysis
当院においては慢性腎不全が発症・進行している場合においても、最善を尽くしますが、治療が奏功せず、人工透析療法が必要な状態に至る場合もあります。
血液透析を導入する際は、入院が必要なことも多く、若い人は仕事の中断、高齢の方は入院による認知症の進行、体力の低下を心配され、つい透析導入を引き延ばしてしまいがちです。結果、そのためらいにより病状悪化、重症化してしまい命を落としてしまう方も時におります。
そこで当院では、入院負担を軽減し、社会復帰を円滑に行うため外来透析導入システムを導入しております。
外来透析導入は血液透析のハードルを下げることができる一方、管理・指導のできる施設でなければ、トラブル時の対応や十分な教育が行えない問題点があります。
しかし、当院では比較的珍しい腎不全専門外来と透析施設を併設しているクリニックであり、透析導入に携わったことのある経験豊富なスタッフが常時おりますので、自施設での透析導入を積極的にご案内させていただいております。